ジョン・ミューア・トレイルを行く―バックパッキング340キロ
アメリカ、カリフォルニア州を南北に、ヨセミテからマウント・ホイットニーまで連なる340kmのジョンミューアトレイルを歩いた記録です。
トレッキングの好きな自分としては、あこがれに近い感情をもって読みました。こんな経験をいつか実現してみたいと。といっても、バックパッキングしながら何日もかかるので、おいそれとはトライできそうにありません。
私はキャンプしながらのトレッキング経験とスキルは持ち合わせていないので、まずはキャンプの経験を積むことから始めないといけません。その上で、十分に休暇をとれたら、ジョンミューアトレイルの一部だけでも歩いてみたいです。
カテゴリー:旅の読み物
地球の歩き方 アメリカの国立公園
アメリカの国立公園を旅するならば、まず手元に置いておきたいのがこの本です。
人気のある国立公園のほとんどをカバーしており、見所は重点的に紹介してくれているので、効率良く廻るには大変役に立ちます。代表的なスポットや景色を見て廻るには、本書だけでも十分と言えると思います。
定期的に改版しているため、常にアップデートした情報が得られるのも信頼感を感じます。
但し、私のようにハイキングをディープに楽しもうと思ったら、ハイキングガイドやトポマップを別に用意する必要があります。そんな時でも、やはり本書は何かと使えるので持って行きます。
カテゴリー:旅のガイドブック
サビノキャニオンのHutch’s Pool
さて、先の分岐点から2.6kmほどで目的地のHutch’s Poolに到着です。
山の中に突然現れた池です。水の流れがほとんど感じられず、静かな水面です。水鳥が2羽ほど泳いでいます。カモみたいです。一体どこから来たのでしょう。

Poolは上流と下流の2箇所に別れています。下流のPoolには他にもハイカーが来ていて、にぎやかでしたが、上流に着いたときには、周りにだれもいなくて静かな時間を過ごせました。
一年を通じて水をたたえているそうです。水のある場所が少ないので、自然の動物にとっては、まさにオアシス的存在なのでしょう。
ここに至るトレイル沿いでも、サワロサボテンがもちろん見られますが、サワロ以外にもユッカ、カシなどあって多様性に富んでいます。
このトレイルは、トラムの終点から往復で13km、標高差は400m位あります。所要時間4時間30分でした。
-------------------------------------
私が使ったガイドブックを紹介します。
★アリゾナ州のサボテン地域のハイキングガイド
サワロ、オルガンパイプカクタス、チリカワを含む地域を詳しくカバーしています。
Hiking Arizona's Cactus Country (Regional Hiking Series)
★ツーソン周辺のハイキングガイド
サビノキャニオンなどツーソン近郊を重点的にカバーしています。
Tucson Hiking Guide
カテゴリー:アリゾナ
サビノキャニオンのWest Forkへ
この分岐点の写真がこれです。
余談ですが、この場所から北の方向にもトレイルが続いていて、Mount Lemon方面に至ります。Box Campトレイルや、Palasadeトレイルがあります。標高差1400m、距離11キロを登ると、Mount Lemonへ続くCatalina Highwayにでます。
Mount Lemon方面には車で行ってきました。Mount Lemonの標高は2800m近くありますので気温も低いです。
サビノキャニオンまで下ってくるトレイルがどんな所かを体感したかったので、少しだけ歩いてみました。標高が高いので、針葉樹の林の中のトレイルです。

ここから一気に標高差1300mを下ると、サボテンが生えた砂漠風の植生、気候に変わるのですから、妙な感じがしますね。
このトレイルを下ってくるのも興味があります。いつか挑戦しても良いと思います。ループではなくて一方向のトレイル歩きなので、行きか帰りの車の確保が課題です。
なお、Mount Lemonに上るCatalina Highwayは有料道路ですが、サビノキャニオンのチケットがあると無料になります。
カテゴリー:アリゾナ
サビノキャニオンのトレイル
写真の右手にトラムバスの終点のループ道路が見えます。その場所から、左側に見える山道に入っていきます。今回の目的地のHutch’s Poolです。はじめはジグザグ道路が続きますが、すこし経つとキャニオン沿いの山に沿った緩やかなトレイルになります。
およそ4kmで河原のような岩がゴロゴロした所に降りていきます。サビノキャニオンの分岐点です。

ここまではトレイルだけを歩いてきましたが、ここに来てはじめて広い場所になり、ゆっくりと休憩するにも良いところです。右側がEast Fork、左側がWest Forkです。
今回の最終目的地はHutch’s Poolです。この分岐の左(西)にあるWest Fork of Sabino Canyonにあります。
カテゴリー:アリゾナ
サビノキャニオン
サビノキャニオン[Sabino Canyon]は、アリゾナ州ツーソンの郊外にあります。
渓流沿いに遊歩道が設けられた、市民のレクリエーションのための憩いの場所といった趣のところです。ツーソン市街では、ほとんどの川は涸れ上がっていてみずみずしさが少ないので、涼しさの中で、ピクニック、ジョッギング、ハイキングを楽しむのに絶好の場所なのでしょう。地元の人や近郊からの人がほとんどで、遠くからの観光客はあまりいないと思います。

私が、なぜこの場所を選んだかというと、ツーソンの近くで手頃なハキングができる場所を探していて見つけたのです。サワロ国立公園とはずいぶん雰囲気の違うところだったので選びました。
場所は、ツーソン中心部から北東方面に30分程と近いです。Santa Catalina Mountainという、冬にはスキーもできる地域の裾野部分にサビノキャニオンはあります。
ビジターセンターにはかなり広い駐車場があります。Sabino Canyon Roadという6kmくらいの舗装道路がキャニオン沿いにあり、有料のトラムバスが運行されています。終点で降りたところがこの写真です。ここから山に登りはじめます。
-----------------------------
サビノキャニオンのビジターセンターの場所はここです。ここから北西方向にキャニオンが続いています。
カテゴリー:アリゾナ
サン・ラファエル・スウェル
リトル・ワイルドホース・キャニオンは、サン・ラファエル・スウェル[San Rafael Swell]という所にあります。このスウェルとは地殻の隆起を意味するようです。近くに他にSan Rafael Reefという場所もあります。
この辺を車で通過すると、この隆起の特徴的な地形を良く目にします。
写真はゴブリンバレー付近の風景です。地面から地層が斜めになって突き出ているのがわかりますね。巨大な恐竜の背骨の化石が地面から姿を現しているように見えます。この背骨の隙間をぬうように狭いキャニオンがたくさんできているのでしょう。
この地域のもっと南、キャピトルリーフ国立公園の南東部にもWaterpocket Foldという大規模な隆起があります。ここはまだ見ていないので次回見てみたいところです。

カテゴリー:グランドサークル
リトル・ワイルドホース・キャニオンを歩く
前半は、両側に迫ってくる岩壁が高く、日光があまり差し込まないためほとんど日陰です。巨大な岩に囲まれ、ひんやりとした空気です。都会のビルの谷間にいるかの様な圧迫感も感じます。
しばらく進むと、だんだん変化が出てきて、写真の様な、いかにもスロットキャニオンらしい道もでてきます。
トレイルは緩やかに登り、だんだん両側の壁の高さも低くなってきます。約5.6km先でキャニオンが終わりジープ道路に出ます。そこから、左に2km歩くと、別のキャニオン(Bell Canyon)があり、そこを下って出発点まで戻るループにもできます。
私はリトル・ワイルドホース・キャニオンの半分くらいで戻ってきました。

------------------------
トレイルヘッドの場所はこちらです。
カテゴリー:グランドサークル
リトル・ワイルドホース・キャニオン
リトル・ワイルドホース・キャニオン[Little Wild Horse Canyon]は国立公園でも国定公園でもありません。スロットキャニオンを歩いてみたいと思って捜し、アクセスが良く難易度も手頃と思える所だったので、行ってみることにしました。
日本ではほとんど知られていないと思いますが、トレイル歩きが好きな人たちには人気のあるところです。子供づれで行く人も多いようです。

場所は、ユタ州南部のSan Rafael Swellという地域で、ゴブリンバレー州立公園の近くです。キャピトルリーフ国立公園から24号線を通って70号線のグリーンリバーに至る道路の途中で、ゴブリンバレーへの分岐点があります。その分岐点から8km先の分岐路を左折するとゴブリンバレーですが、左折せずにまっすぐ行く道があります。その8kmくらい先にあります。
トレイルヘッドには車が10台くらいはとめられるスペースがありました。
歩き始めは写真の様な、石と砂で歩きにくい川底の様な所を進んでいきます。次第にキャニオンらしく両側の壁が迫って、狭くなっていきます。
なお、私が行ったときは道路の整地工事中でしたので道路状態は問題ありませんでしたが、状況はすぐに変わると思います。ダートなので車での走行には注意してください。道路状況によってはハイクリアランスの車でないときついかもしれません。
カテゴリー:グランドサークル
チリカワのシャトルバス
朝、ハイカーズシャトルがビジターセンターからEcho Canyon、Massai Pointまで運行されています。そこからビジターセンターまで下り道を歩いてくるのがベストです。バスに乗っている時間は20分くらいです。
シャトルバスは、朝8時半ころに1台だけだったと思います。予約しないと乗れないと思います。予約方法、現在の運行状況はビジターセンターに確認してくださいね。

私は予約無しで、しかも8時15分ころにビジターセンターに到着したので、だめもとで聞いてみると、「ラッキーね、ちょうど1席キャンセルがあったから今すぐに用意して、もうすぐ出るわよ。」との事。大急ぎでトレッキングブーツに履き替え、バックパックに必要なモノ(つまり食料)を詰め込み、バスに乗り込みました。10人乗りくらいのバンでした。ビジターセンターの少し先のキャンプ場からも何人か乗り込んできた時点で満員になりました。
Massai Pointまでの道路は舗装しているので、自分の乗用車で行くこともできます。
なお写真はInspiration Pointへの分岐点です。
カテゴリー:アリゾナ
チリカワの岩と森林
Heart of Rocksの周辺はこんな風景です。岩と森林のコントラストが気持ちが良いです。
この辺でゆっくりランチをとったりして、自然と対話するのも良い感じです。
木の上からは、トトトトトというリズミカルな音が聞こえてきます。キツツキの音です。立ち止まって耳を澄ませているハイカーもいました。ゆっくりと、心ゆくまで自然を感じられる、そんな経験にぴったりの空間です。
双眼鏡と図鑑を手に歩いているハイカーもいました。バードウォッチングをするのでしょうか。そんな自然を愛する人にとっては、何度も来たくなるそんな場所なのでしょう。

カテゴリー:アリゾナ
チリカワ、岩の上のアヒル
Heart of Rocksにいるアヒルです。自然の造形は様々な形となって姿を見せてくれます。
他にも、2人が向き合っている形の岩、Pinnacle Balanced Rockという縦長の今にも落ちそうな岩、ラクダの頭、ハンマー、キスする姿などがあります。
硬そうに見える岩ですが、こんな形になるということは、火山岩の層によっては、もろくて浸食されやすいのでしょうか。

Heart of Rocksのループを出て、もとのトレイルに戻って先に進みます。すこし岩場が続きます。その先、Echo Canyonとの合流地点から先は、Rhyolite Canyonを下ります。
ここまでで結構疲れがたまっていて、辛い歩きとなりました。Rhyolite Canyon自体はさほどおもしろくないので、体力があれば、Echo Canyonを登ってMassai Pointに戻るループにする手もあります。
カテゴリー:アリゾナ
チリカワ、岩の庭園
トレイルの途中にHeart of Rocksという、一周1.8kmのループがあります。
ループの入り口は、Massai Pointのパーキングからは5kmほどありますので、往復では12kmほどです。途中にあるInspiration Pointに寄ると1.6kmプラスになります。
Heart of Rocksの特徴は写真のような特徴的な岩の彫刻です。この写真は、Big Balanced Rockです。直径6.7m、高さ7.5m、重さ1000トンと書いてあります。1000トンといってもピンときません。
アーチーズにもBalanced Rockという岩がありますが、気になって調べたら3500トンです。ということは、アーチーズの方が3倍以上も大きいのか。。。岩を見て、あれは1000トンだ、こっちは2000トン弱かな、などと考えるとなんだかとても奇妙な感覚です。

----------
Heart of Rocksのループの形が見えます。岩の間を巡っているのが良くわかります。この中の岩の一つがBig Balanced Rockに違いないのですが。。。
カテゴリー:アリゾナ
チリカワのトレイル
チリカワ国定公園では、山の麓にはビジターセンターがあり、そして頂上近くEcho CanyonとMassai Pointにパーキングがあり、その間をつなぐ形にトレイルが巡っています。
今回は、Echo Canyonでバスを降りて、ここを出発地として、ビジターセンターに向かう下りのトレイルを選びました。ルートはいくつかあるのですが、途中に寄るポイントを考えて、右側のルートを取りました。
右側のルートは、Inspiration Point, Big Balanced Rock, Heart of Rocksに寄ってから、後半はRhyolite Canyonを下るルートです。
トレイル長は全部で13km、標高差は約450mですが、途中にアップダウンがあります。所要時間は5時間20分で、2万歩の歩きでした。

トレイルの途中でランチ休憩を取りますので、おいしいランチが欲しいですが、ツーソンを早朝に出発したので、結局ありふれたファーストフードのハンバーガーになってしまいちょっと残念です。
左側のルートはEcho Canyonを通るトレイルで、こちらもおもしろそうです。途中でHailstone Trailを登ってパーキングに戻ってくるルートも選べます。シャトルバスに乗れない場合は、自分の車でMassai Pointに行って、このようなループをとると良いでしょう。Inspiration Pointまでの往復でも良いです。
色んなルートがあるので1日では廻りきれないです。ハイキングの好きな人は、何回も行ってみたい所です。
カテゴリー:アリゾナ
チリカワ国定公園
チリカワ国定公園[Chiricahua National Monument]は、アリゾナ南部、ツーソンからは南東方角で約2時間の距離にあります。
アリゾナ南部とはいえ、砂漠系ではなく、森林系の公園です。松やモミが見られる山で、キャンプ場もあるところです。
この公園の特徴は変わった形の岩です。ブライスキャニオンの奇岩を思わせる風景ですが、色が全く違い、緑がかった褐色です。火山岩(流紋岩, Rhyolite)だそうです。
写真がその山全体の風景です。岩と森林のコントラストが何とも言えない雰囲気を醸し出しています。写真で見ると岩の色が、素っ気ない感じですが、実際に見ると単調な森林に溶け込んでいて、アクセントにもなっています。

カテゴリー:アリゾナ